水分はとりすぎても不足してもよくありません。
では、どれくらいの水を飲んだらよいのでしょうか?水は栄養分の運搬や老廃物の排泄、体温調節など、大切な働きをしています。
体内の水分量は常に一定に保たれている必要がありますが、
水分をためておくことはできないため、汗や排泄などで失った水分は、
こまめに補給する必要があります。
水分は食事からもとれるし、食べ物の代謝のときに体の中で作られる
水分もあるので、バランスのよい食事をしていれば、
平均で1日1.3~1.5リットル程度の水を飲めばよいのだそうです。
ただし、暑い夏やスポーツなどで大量に汗をかいたときは、その分の
水分補給が欠かせません。
補給が十分でないと熱中症を起こすこともあるため注意が必要です。
さて、あなたの水分のとり方は大丈夫ですか?
次にあげるのはよくある例ですが、どれも間違っています。
●暑いときは大きなペットボトルを一気飲み×
⇒一度に大量の水分をとると、胃液が薄まって食欲が低下したり、
消化に時間がかかったり、胃の働きが悪くなる。
一度に飲む量はコップ1杯(150~200ミリリットル)程度が適当です。
●朝は時間がないから何も飲まない×
⇒寝ている間はかなりの量の汗をかくので、水分が不足して血液の●スポーツしているとつい夢中になって、水分をとるのを忘れてしまう×
⇒体重の2%の水分を失うと軽い脱水状態になるため、
大量の汗をかいて水分を補給しないのは危険。汗をかくとナトリウムも失うため、
スポーツドリンクや少量の塩を加えたミネラルウォーターで水分補給を。
濃度が高くなっているので、朝起きたら必ず水分補給を。
●デスクワークでのども渇かないし、仕事中はトイレが近くなると困るので水分はあまりとらない×
⇒座っていても吐く息や汗で水分は失われているので、水分補給は必要
(特に冷房で除湿をしていると水分をたくさん失う)。
外回りで汗をかく人は、脱水症状を起こさないよう積極的に水分補給を。
●お風呂上がりはビールで水分補給。ビールをおいしく飲むため入浴前も水分はがまん×
⇒アルコールには利尿作用があるので水分補給にはなりません。
入浴中は汗をかくうえ、お風呂にも利尿作用があるため、入浴前後の水分補給が必要です。
●水は冷たいほうがおいしいので、いつも冷蔵庫で冷やしている×
⇒水の温度は5~15度くらいが腸で吸収しやすい。
冷たいものばかり飲むと胃の働きが悪くなり、
●夜中にトイレに起きるといやだから夜は水分をとらない×
⇒夜寝る前の水は、夜中に血液がドロドロになるのを防いでくれる大切な水です。
腸を刺激して下痢の原因にもなります。
これから夏本番。外出中は涼しいところで水分補給をして、
熱中症にならないように気をつけましょう。